前回、金継ぎをしたいとブログに投稿しましたが、
重い腰がなかなか上がりません。
と言いますのも大雑把な自分自身の性格が判っている
からです。
いきなり金継ぎに取り組むとかならず後悔する結果に
なります、そして気持ちが凹みます。
そこでプロの金継ぎ(たぶんプロの仕事だと思う)の作品
をよく見て参考にしたいと考えています。
古伊万里 柿右衛門 白磁三足皿5枚 1670-1690年この皿は
「足付」です、高台作りではなく「足付」なのです。
この作りが
「柿右衛門手」と言われる所以でしょうか。
無傷の完品ならとても私が買えるような金額ではないでしょう。
5皿ともニュウ、カケがあります。
白磁の直しは
「金直し」が定番のようです。
キズ跡を手で触ると凸凹感はありません。
ニュウにも金で丁寧な直しが表裏とも行なわれています。
この皿は足部に
「金直し」です。
ここまでの直しは私には無理でしょが、蕎麦猪口の小さなカケ等から
挑戦していきたいです。
この柿右衛門手の皿は
金継ぎでの直しが出来ていますので骨董品とし
ては
完品に準ずる扱いになります。
もちろん、食器として使用しても何の問題もなく
「OK」です。