鑑定士ハチの部屋

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雨乞い祈願

今年の夏は猛暑です(毎年言っています)。
暑すぎます、もう参りましたこれくらいで許してください。

早朝にウォキングを一時間、その後に家庭菜園への水やりです。
朝食後にはエァコンの効いた部屋でゴロゴロした日々を過ごしています。
早く秋風が吹いてほしいですね。

「雨が降れば少しは過ごしやすくなるのではないでしょうか。」
昔々に雨乞いを祈祷をした時に「善女竜王」が現れて大雨が降ったとの
故事があるそうです。

今回は円空作「善女竜王像」の紹介です。
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正面から見たお顔、「円空仏」の特徴は「鼻」が大きい。↑
そして、「口元」は慈愛に満ちた「微笑」をたたえている

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左顔、耳が彫られています。↑

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右顔、耳が手抜き?。↑

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頭上には「竜王」が彫られている?。↑
「雨乞いの祈祷」が叶うときに「この竜王」が現れるのですね。

「円空」は江戸前期の廻国僧で各地を巡り一宿一飯の日々を過ごしていた。
母の供養のため12万体の仏像を作ったそうですが現在では約5000体の仏像
が「円空仏」として確認されています。
「円空」が旅した各地には「円空仏」が残されているようです。
一宿一飯のお礼にその場で仏像を彫り置いて行ったのでしょうね。
残された仏像の多くは「木っ端仏」と呼ばれる鉈と鑿(ノミ)で作った
簡素な作りの仏像です。

「古美術品の一つのテーマ」がブームになるにはある程度の数が必要に
なりますが「円空仏が五千体」では数が少ないように思います。
「円空仏」は人気がありが市場に出回るのは極少と思います。
やはり、数の少なさから「大ブーム」にはなりきらないようですね。
もし、本歌の円空仏に出会えば購入は検討する価値はあると思います。
(鑑定機関がないので贋作との見極めが難しいですかね)
今回紹介した「円空仏」は本歌の証明は出来ません。
仏像の木肌の古さ、そして作りなどから三百年くらいは時代がありそう
に思えますが・・・どうでしょか。

追伸、下記の画像は「円空」作「善女竜王像」です。↓
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by kahohira | 2016-08-06 23:10 | 骨董 | Comments(2)
Commented by hirosi5357 at 2016-08-21 20:40
大変参考になる写真でした。
Commented by kahohira at 2016-08-22 09:25
> hirosi5357さん
hirosi5357さま、コメントありがとうございます。
おはようございます、こちら九州北部は猛烈な暑さです。
この状態では体調の維持が難しいです。
そちらは台風は大丈夫ですか?。
これからも当ブログを時々覗いてください。