当ブログをご覧いただいている皆さまへ。
「新年おめでとうございます、今年もよろしくお願いします」。
酉年の新年に投稿できる物はないか探してみました。
梅にウグイス。↓
ウメの枝にウグイス?が止まっている。↑
この絵は水彩画かな?とお思いでしょね。
違うんです、実はお皿に焼き付けてあるのです。
「陽刻」でウメとウグイスです。↑
横からの画像。
脚付長皿です。↓
高台ではなくて「脚付」です、当時の高級食器だと思います。↑
ひっくり返して裏面を見ています。↓
脚付の畳付け部分(足の先端)まで釉薬が掛けてあります。↑
つまり、接地面をキズ付けないための技法です。
センター付近を見ると釉剥ぎ処理がされています。
この処理をしないと癒着してキレイに焼けないのです。
かなり手の込んだ「古伊万里」です、「この手の脚付」は「柿右衛門」によく見られます。
年代はどうでしょうか?「1680-1700年」頃でしょうかね。