鑑定士ハチの部屋

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雑多なもの その2

下の写真は何かお解りでしょうか?
時代劇で浪人者が傘張りの内職をしている画面をご覧になった事があると
思います、下級武士は食べていくために内職をする必要がありました。
ヘラ鮒釣竿の製作も内職の大事な作業の一つです。
この継ぎ竿は江戸期の釣竿です、作成者の印も見て取れます。
現在では貴重な古民具だと思います。
古民具専科の博物館がお買い上げしてくれないかな~と希望してます。
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下の物は犀角杯です、現在ではサイの角は手に入らないでしょう、
骨董品だから入手できるでしょうね。
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タバコ入れ・キセル入れです、キセル入れは和紙で形を作り漆で固めて作る、
非常に軽いが強度は十分にあります。
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銀製の簪です、銀ですから酸化し黒くなりますが磨くとヒカリます。
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宝石サンゴとヒスイの簪、サンゴは年々値上がりして品不足になりました、
特に深紅は深海でしか採れず高価です、骨董品でサンゴを入手も
良い方法と思います。
高知沖で漁師は魚を取らずサンゴ取りで一攫千金を狙っている、うまく網に
引っかかると数百万~数千万円になるそうです。
取れた物はすべて台湾で加工されるそうです。
ヒスイも糸魚川産がベストで、中国物は軟らかくてダメです商品価値はありません。
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べっ甲と象牙の櫛です、べっ甲も象牙も現在では入手不可です。
べっ甲はタンパク質ですから古い物は虫食いがあります、欠点ですが、
本物の証明です。
骨董品では昭和前期くらいでよければ、よい物が手に入ります。
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次回は平戸焼その2です。
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by kahohira | 2012-10-24 13:05 | 骨董 | Comments(0)

朝鮮のやきもの その2

朝鮮半島には高句麗・百済・新羅の三国時代があり、その中で新羅が
朝鮮を統一しました、これを統一新羅として旧新羅と区別をしています。
下は新羅土器です、黒色の硬い土器で自然釉と刻印が印象的です。
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下も新羅土器ですこれも自然釉が掛かっています。
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朝鮮出土の古い土器です。
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統一新羅の次の国家は高麗です。
下は高麗鉄錆釉です、陶工の指の跡が判ります、古人がどのようにして
作陶したのか偲ばれます。
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高麗の次の国家は李朝です、李朝の焼き物は人気が高いです。
下は李朝末期~それ以降の瑠璃釉鯉形の水滴2点です。
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下は李朝末期~それ以降の龍図壺です、かなり大きいです。
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次回は雑多のものその2です。
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by kahohira | 2012-10-20 12:49 | 骨董 | Comments(2)

朝鮮のやきもの その1

前回に李朝について少しふれましたので今回は朝鮮の焼き物を紹介します。
骨董愛好家は「備前と李朝で死ねる」と言う言葉があります。
それほど李朝期の焼き物は魅力のあるものだそうです。
韓国の骨董店で李朝期以前の品物を買っても帰国時すべて没収になり、
日本国内には持ち込めません、それは文化財保護のためだそうです。
そのため以前から日本にある李朝の品物しか売買ができません。
下の白磁壺は李朝期の地方窯の物です、公売で入手しました。
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下の白磁壺は提灯壺と言われる物で人気のあるものです、
公売で入手しましたが、骨董店ではかなり高額なものです。
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李朝中期の白磁徳利、この姿は李朝徳利の特徴です。
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高麗から李朝初期頃の陶磁器でしょうか?
水瓶、花生、酒入?、どのような目的で作ったものでしょうか。
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李朝のやきものは一般的な物(官窯を除く)は雑な造りですが、素朴な暖か
さがあり好感が持てます。

  次回は朝鮮のやきものその2です。
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by kahohira | 2012-10-09 11:52 | 骨董 | Comments(0)

古い雑多なもの

今回は雑多なものを紹介していきます。
ソウル(韓国)を観光旅行した方は昌徳宮(チャンドックン)と言う李朝
(朝鮮李氏王朝)の離宮を見学したことがあると思います。
下の絵は昌徳宮の天井絵2枚です。
李朝は約500年間の歴史があるが何時の時代かは不明です。
私は貴重な物ではないかと考えていますが状態が少し悪い。
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下の写真も李朝の化粧箱と言われている物ですが、
時代は戦前位でしょうか?、良家の子女が嫁入りする時に親が
持たせるものだそうです。
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下の物はケヤキで作られた自在鉤2個です、明治期のものです。
自在鉤は囲炉裏と天井との中間にあり、ナベやヤカンを安定させる物です。
カタチが違うのは大黒と恵比寿を表現した物です。
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下の石は糸魚川のヒスイ原石です、天然記念物に指定されています。
現在では河口・川の近くでは採取は厳禁です、見つかると罰せられます。
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by kahohira | 2012-10-04 12:21 | 骨董 | Comments(0)