鑑定士ハチの部屋

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朝鮮のやきもの その1

前回に李朝について少しふれましたので今回は朝鮮の焼き物を紹介します。
骨董愛好家は「備前と李朝で死ねる」と言う言葉があります。
それほど李朝期の焼き物は魅力のあるものだそうです。
韓国の骨董店で李朝期以前の品物を買っても帰国時すべて没収になり、
日本国内には持ち込めません、それは文化財保護のためだそうです。
そのため以前から日本にある李朝の品物しか売買ができません。
下の白磁壺は李朝期の地方窯の物です、公売で入手しました。
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下の白磁壺は提灯壺と言われる物で人気のあるものです、
公売で入手しましたが、骨董店ではかなり高額なものです。
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李朝中期の白磁徳利、この姿は李朝徳利の特徴です。
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高麗から李朝初期頃の陶磁器でしょうか?
水瓶、花生、酒入?、どのような目的で作ったものでしょうか。
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李朝のやきものは一般的な物(官窯を除く)は雑な造りですが、素朴な暖か
さがあり好感が持てます。

  次回は朝鮮のやきものその2です。
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# by kahohira | 2012-10-09 11:52 | 骨董 | Comments(0)

古い雑多なもの

今回は雑多なものを紹介していきます。
ソウル(韓国)を観光旅行した方は昌徳宮(チャンドックン)と言う李朝
(朝鮮李氏王朝)の離宮を見学したことがあると思います。
下の絵は昌徳宮の天井絵2枚です。
李朝は約500年間の歴史があるが何時の時代かは不明です。
私は貴重な物ではないかと考えていますが状態が少し悪い。
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下の写真も李朝の化粧箱と言われている物ですが、
時代は戦前位でしょうか?、良家の子女が嫁入りする時に親が
持たせるものだそうです。
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下の物はケヤキで作られた自在鉤2個です、明治期のものです。
自在鉤は囲炉裏と天井との中間にあり、ナベやヤカンを安定させる物です。
カタチが違うのは大黒と恵比寿を表現した物です。
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下の石は糸魚川のヒスイ原石です、天然記念物に指定されています。
現在では河口・川の近くでは採取は厳禁です、見つかると罰せられます。
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# by kahohira | 2012-10-04 12:21 | 骨董 | Comments(0)

古伊万里その7

古九谷様式古伊万里(1655-1670年)
富士山を形取った小皿、付け高台、釉薬は生がけ。
見込は長年の使用で色絵が擦れてよく見えない。
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手塩皿5枚 江戸後期
薬味入れ等で利用しています。
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笹徳利
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こんな徳利もあまり見かけなくなりました。
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白磁徳利 江戸後期?
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沈香壺
このような壺は蓋がない(割れたため)のが大半です、蓋付は貴重。
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次回は古伊万里は次の機会にして、雑多なものを紹介します。
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# by kahohira | 2012-09-28 10:58 | 骨董 | Comments(0)

古伊万里その6

今回は古伊万里水注を紹介します。
金属で出来た水注・ヤカン・酒注は見かける事はあると思います。
しかし、磁器で作製された水注はあまり見かけない。
原因は日常使いの中で割れていったためでしょう。
蓋・注ぎ口・把手等が破損し易いのです。
下の写真は江戸中期の栗文、丁寧な描きです。
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これも江戸中期の喜寿文、かなり大きいです。
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これは江戸後期、絵の描きは雑に成っています。
古伊万里は時代の古い物ほど丁寧に描かれています。
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下の水注は古平戸です、特徴は把手が組紐に成っています。
平戸の陶土はネバリケがあり細工しやすい、伊万里の陶土はボサボサ
の土のため細工物は出来ないのです。
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下の写真も組紐に成っているので古平戸で良いと思うが、伊万里の可能性もある。
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# by kahohira | 2012-09-19 13:38 | 骨董 | Comments(0)

古伊万里その5

飯塚市のある骨董店に行くとそこには常連客が数名いて古美術品の
話題で盛りあがっています、私も仲間に入れていただきました。
その中に飯塚電話局で若い時にアルバイトをしていたと言う女性と
知り合いました。
その方は自宅の食器を全部、古伊万里に変えて優雅に食事をするのが
夢だと話をしてくれました。
私も自宅の食器を古伊万里に替えてみたくなりました。
下の写真は幕末から明治初期位の志田焼、東京国立博物館に収納され
ている物と同じものです。
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柿右衛門色絵、輸出用に作製された里帰り古伊万里、江戸中期
(1690-1730)佐賀県立九州文化陶磁館:大橋前館長の鑑定済のもの。
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江戸中期位の網目文の古伊万里。銘は大明成化年製
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芙蓉手古伊万里、1670年台位の日本国内向けの物です。
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高知県南国市の公売で購入した江戸後期の伊万里、高知では大皿が
サワチ料理でよく使われます、高知には大皿がたくさんあります。
網目文は人気があるが、描くのには大変根気がいる仕事だと思う。
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            次回も古伊万里のつづき
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# by kahohira | 2012-09-16 13:25 | 骨董 | Comments(0)