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鑑定士ハチの部屋

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金継ぎ

「金継ぎ」に挑戦してみようかな~と考えていました。

骨董品を蒐集している中でキズのある焼き物が増えて
きました。
しかし、キズのある食器は指や口をケガする可能性
あるため使用できません。
特に古伊万里は食器を主に焼いていますので日常使いの
古伊万里食器はキズ物が多いです。
でも、200年前後の時代ある焼き物は簡単には捨てられ
ません。
そこでキズついた食器を直したいのですがはホームセン
タ等で販売されている接着剤では体に良くない化学製品
を使用しているため不可です。
やはり、古来から利用されている天然素材の「ウルシ」
利用した「金継ぎ」で直すしか手はないようです。

とりあえず、直したい「そば猪口」です。
古伊万里 石畳地文猪口 1780-1810年
金継ぎ_b0246869_19242585.jpg
縁に「小さなホツ」が各自あります。
金継ぎ_b0246869_19244856.jpg
金継ぎ_b0246869_19243882.jpg
この「ホツ」を「金継ぎ」で直して「陽のあたる」場所で使用して
あげたい。

「金継ぎ」には全く知識が無いのでまず本を購入。
金継ぎ_b0246869_19254131.jpg
本の中の1ページ。
金継ぎ_b0246869_19255425.jpg
「ドンピシャリ」の内容です、「直し方」はこの本の通りにすれば
「OK」でしょう。


つぎに必要な物は「金継ぎ」をするための道具です。
初心者用「金継ぎセット」を購入しました。
金継ぎ_b0246869_19251452.jpg
内容物。
金継ぎ_b0246869_19252777.jpg
「ウルシ」で「かぶれる人」は多いそうです、私も「かぶれる」と
思います。
そこで、「かぶれにくい漆入り」の方を入手しました。

次回は「金継ぎ」の実行を紹介します。





by kahohira | 2014-11-04 20:45 | 骨董 | Comments(0)